2009年5月3日日曜日

無趣味のすすめ

村上龍著の「無趣味のすすめ」を読んだ。

・・・・趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、
人生を揺るがすような出会いも発見もない。~
真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った
作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している。 
つまり、それらはわたしたちの「仕事」の中にしかない・・・・・

学生の時に打ち込んだ運動や勉強は、それなりに達成感が
あった。それは自分の中では運動や勉強が「本業」だったからだ。

現在も「趣味」で達成感が得られないものかと、ゴルフやマラソン
に打ち込んでいるが、そういえば、フルマラソンを完走しても、
ゴルフでいいスコアが出ても、ものすごい「達成感」があるわけではない。
気持ちを切り替えたり新しい発見がある、とても良い「息抜き」
にはなっている。
「本業」ではありえないからだと思う。

数年前、今の仕事を始める時に、
生活のすべては「仕事」・・・・と考えるようにした。
その時から時間の管理がしっかりしてきたし、
達成感も感じられる様になって来た気がする。
自分なりの「無趣味のすすめ」を実践して来たのだろうか・・・

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