2008年3月16日日曜日

勝つ為の執念!

昨日TVで、ミュウヘンオリンピック(1972)の
水泳で活躍した、田口信教さんのドキュメントを
見ました。
当時僕は小学生。35年も前のことですがはっきりと
覚えています。

100m平泳ぎで金メダル(200mでは銅)を獲るまでの
過程を知って驚きました。
「体が小さく筋力がつきにくい日本人はストロークの
ピッチを上げなければ勝てない」
「文字通り平面的な泳ぎ方である平泳ぎを、立体的な
ものに変え、30年先の泳ぎを目指す」

泳法違反ぎりぎりまで泳ぎの形を変え
(実際に1968のメキシコ五輪では金メダリストより早い
タイムで泳ぎながら泳法違反で失格)
創意工夫と猛練習で金メダルを勝ち獲っています。

そして田口さんが編み出した「立体泳法」は、本当に30年以上
後の北島康介選手ら現在のトップスイマ-の主流になってい
ます。

泳法だけではなく、スタートの構えやペース配分まで、完璧に
「準備」された本番であった事。
おそらく実力は他の選手と変わらないのでしょうが、
「勝つ為の執念」は何倍も上回っていた気がします。

番組の最後に田口さんが言っていた、
「勝てると思ったから努力した。勝てると思うことが大切。
勝てると思って努力すれば絶対に勝てる」
という言葉が印象に残りました。

固定観念の壁を越え、現状を打破する。
周りと同じやり方でいくら努力しても、
一歩抜け出すことは出来ない。・・・・これだ。

一味ちがう転職アドバイザー REX

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